サルタックの教育ブログ

特定非営利活動法人サルタック公式ブログ。教育分野の第一線で活躍するサルタックの理事陣らが最先端の教育研究と最新の教育課題をご紹介。(noteへブログを移行しました。新しい記事はnoteにアップされます→https://note.mu/sarthakshiksha)

ネパールで拡大する「ウェルカム・トゥ・スクール」キャンペーン

ナマステ!サルタック・ネパールからの投稿です。 今回はネパールで拡大する「ウェルカム・トゥ・スクール」(学校へようこそ!)キャンペーンについて書きます。 ネパールでの学校教育へのアクセス拡大のために導入されたこのキャンペーンはユニセフの発案…

公設民営学校とは何か?ー大阪市立水都国際中学・高校の事例からー

実は先週まで日本に一時帰国していまして、地元大阪で公設民営学校の開校準備が始まっていると聞きました。 修士のときの研究テーマがチリのバウチャー制度や教育の民営化だったこともあり、興味を持ち調べてみました。

教育の質を改善することが、教育へのアクセスを改善するためにも重要である国の話

途上国の教育省を支援する際に、どの教育段階をどれぐらい支援するのかなど戦略は多岐に渡るのですが、大きく分かれるポイントは教育へのアクセス改善のための支援を実施するのか、それとも教育の質改善のための支援を実施するのか、になります。なぜなら、…

これからの「エビデンスに基づく教育」の話をしよう(4):Theory of Changeの活用

Greetings from Oxford!昨年12月から3回に渡って、「これからの「エビデンスに基づく教育」の話をしよう」と題して、記事をお届けしてきました。

幼児教育の費用は政府と保護者、どちらが負担すべきなのか?

幼児教育は効果的だ、という議論は日本にも伝わり過ぎている程ですが、「効果的」という単語が指すものが実はマチマチだったりします。例えば、前回の教員免許制度は不必要か?ー日本に雑に伝わった教育経済学の議論を再考するの中で、いくつか回帰分析の結果…

日英比較から考える、「小1の壁」

「海外に行ってみると、日本のことがよく分かる。」 といった意見をよく聞きますが、実際にイギリスで生活を始めた筆者も、現地の公立小学校に通う子供たちを通して、日本(の教育)について様々な再発見をする日々です。そこで、このシリーズ「日英子育て体…

UNICEFネパールの現役スタッフが語るネパールの教育の今

このたびサルタックでは、3月21日(水:祝日)午前9時半から神戸学生青年センターにて「UNICEFネパールの現役スタッフが語るネパールの教育の今」を開催することになりました。