山田哲也
以前の2つのブログでは、NGO=市民社会を政府や企業とは異なる「自由・平等・博愛・正義」のような規範的理念を持っている市民団体と位置付けました。
新年明けましておめでとうございます!現在のサルタック・ブログ(はてなブログ)を2017年12月17日に始めてから、早くも1年が過ぎました。最初の記事は理事・畠山の「幼児教育から考えるーアメリカの研究結果は日本にとって妥当なのか?」、最新の記事はイン…
流行りに乗ってエチオピアのダナキル砂漠に行って来ました。軽装でも行けるだろうとなめてかかったら見事に体調を崩した山田です。 前回はJICAみんなの学校プロジェクトをべた褒めした記事を書きましたが、今回は少し冷静に実際のところのエビデンスはどうな…
二ジュールの「みんなの学校プロジェクト」 国際協力、特に教育分野で働いている人たちにとっては有名なプロジェクトである。
今回はなかなか援助業界では表立って話されることのない汚職について書いてみたいと思います。
NGOで活動している団体や人たち(私も含めて)は、よく「市民社会」という言葉を使います。一方でこの市民社会とは何か考えられないまま、NGOを指すような言葉として使用されています。
今回はこのブログで何度も名前が出てきているチャータースクールが特に盛んなアメリカの事例を紹介します。 日本でも大阪市で開校予定の民間が運営する公立学校。 アメリカでは、すでに民間が運営する公立学校(チャータースクール)が存在しています。 チャ…
実は先週まで日本に一時帰国していまして、地元大阪で公設民営学校の開校準備が始まっていると聞きました。 修士のときの研究テーマがチリのバウチャー制度や教育の民営化だったこともあり、興味を持ち調べてみました。
私はNGOに新卒就職し、NGO業界で転職をしました。 一方、そもそもNGOとは何なのかが曖昧でした。また日本のNGOは欧米のNGOに比べて規模が小さいと言われますが、資金をめぐる状況はどうなっているのか疑問に思い、調べてみることにしました。
ジャンボ! 前回親への情報の提供が学校運営への参加に繋がる理論的フレームワークを紹介しました。既存の研究では情報のインパクトに対して効果があがったという研究もあれば、効果がなかったというものもあります。既存の研究や私の現場での経験からいくつ…
ジャンボ! ケニアからこんにちは。 今回は「情報は親の学校運営への参加に繋がるのか」についてブログを更新したいと思います。